2024.2.9 金曜日

【ロゴマーク】ケミカル・ブラザーズに学ぶ、アーティスト・ロゴの重要性【商標登録】


「ロゴトアール」を提供している、弁理士事務所「ONION商標」の弁理士、山中は、かつてレコード会社に所属していたのですが、(プロフィールはこちら↓)

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https://onion-tmip.net/

その際、このアーティストの制作担当をしていたことがあるそうです。

ケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers)

です。95年のデビュー以降、本国イギリスで10枚もナンバー1を獲得しているとか、アメリカのグラミー賞を何度も獲得しているといった世界的成功と評価だけでなく、日本でもフジロック・フェスティバル等のヘッドライナーを何回も務めるなど、高い人気を誇るエレクトロ・デュオですが、

そんな彼らが、先日、来日公演を果たし、山中も招待されて行ってきたそうです。

そのライヴの素晴らしさは、SNSへのファンの多くの投稿や、さまざまな音楽サイトの紹介に譲るとして、

当サイトが注目したいのは、やはりその「ロゴマーク」ですね。

この、独特な書体なレタリングによるロゴマーク、94年のデビュー・シングルから不変です。

山中は、2002年のジャパン・ツアーのときに購入した、パーカーを着て参戦したそうですが(※モノ持ちが良すぎる)、

2024年の最新Tシャツも、

やっぱりロゴマークは不変です。

© Copyright 2024, The Chemical Brothers.

https://merch.thechemicalbrothers.com/

アーティストが、作品やライヴの素晴らしさを通じて人気を獲得するのはもちろんですが、その人気が波及する、

「マーチャンダイジング」についても、同じロゴマークをずっと使用していけば、ブランド力が積み重なっていきます。

そのブランド力を、「商標権」という無形資産として、守ってくれるのが、商標登録制度ですね。

 

商標権は国ごと(※一部、地域ごと)に発生しますが、ケミカル・ブラザーズの二人は、しっかり日本でも商標登録をしています。

登録4450401 「The\chemicAL\brothers」

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-1999-055939/3B3D652D918E108732C06348581B04EF1E0501986FEB03FB09DBB51639D229FA/40/ja

日本のアーティストの場合、ツアーごとにアーティスト・ロゴのデザインを変えることで、グッズの価値を維持していく、という戦略が多くとられているという現状もありますが、

そのような場合でも、物販のタグや、パッケージ、あるいは通販サイトなどに、必ず共通のロゴマークを付しておけば、それも立派な「商標としての使用」として、ブランド力は積み重なっていきますよ。

もちろん、ケミカル・ブラザーズと同じイギリスの大先輩として、アーティスト・ロゴの頂点「ザ・ローリング・ストーンズ」のベロマークも存在しますよね。

ぜひ、彼らに倣って、日本のアーティスト、及びそのスタッフ(マネージメント)の皆さんには、長い使用に耐えるロゴマークをデザインいただき、しっかりと商標登録をしていただきたいと思います。

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