2024.11.12 火曜日
【ロゴマーク】SNS時代に必須のロゴマークとは?これがないと登録商標も取り消されるかも!?【商標登録】
ロゴマークはどうあるべきか?
「ロゴトアール」の提携デザイナーは、決して自身の趣味を押し付けることありません。もちろん、提案されるデザイン案は、各業界のデザイントレンドもふまえたものではありますが、それよりも重視するのは、(そのロゴマークのオリジナリティにもつながる)お客様のご意向、つまり「ロゴマークに込めたい、想い」です。
また、「ロゴトアール」を提供する、ONION商標こと、
エンタメに強い! ONION商標知的財産事務所
https://onion-tmip.net/
の弁理士も、「商標登録できるか否か」の観点から、ロゴマークへの意見をすることはあっても、それ以外の観点からはお客様と提携デザイナーがたどり着いた結論こそ、最適解だと信じています。
しかしながら、我々(ONION商標弁理士・提携デザイナー)が、ロゴマークのデザインについて、1つだけ強く提案させていただく点がございます。それは
「丸型を意識したロゴマークにしましょう!」
「丸型に収まるロゴマークもつくりましょう!」
という点です。これは、当然ながら、
「SNSのアイコンへの、ロゴマークの使用」
を想定しての助言です。
実際、「ロゴトアール」提携デザイナーの小谷真之介氏(小谷デザインオフィス)も、以下の対談記事のなかで、こう述べていました。
【ロゴトアール特別対談】デザイナー x 弁理士、ロゴマークにかけるそれぞれの想い【商標登録】
https://logoto-r.com/1446/
〜ロゴデザインのトレンドといえば、SNSやアプリの「アイコン」としても使えるように、円形とか、正方形とかに収まる形状のものをご依頼されることが、すごい増えたんです。
そうですよね。昨今のビジネスでは、商品やサービスのマーケティング活動のため、あるいはサービスの提供自体のために、SNSを活用することが当然となっていますよね。そのアイコンは、多くの場合丸型となっています。
そこにロゴマークを表示させる場合、丸型であればそのスペースを十分に活用したデザインとなりますし、少なくとも正方形のものであれば、多少縮小すれば、デザイン全体を表現することができますよね。
もちろん、どんな形状のロゴマークであっても、各SNSが規定しているデータサイズ/解像度であれば、アイコンとしてアップロードは可能なはずですが、それだと、せっかくのロゴマークが「丸型の窓の中に全て表示されない」とか、「解像度が低く、ロゴマークに含まれる文字が見えない」ということにもなりかねません。
これでは、せっかく想いを込めたロゴマークを作成しても、そのロゴデザインが正しく伝えられないわけですから、マーケティング効果も十分に発揮されませんし、ロゴマークがブランド力を獲得する妨げともなります。
そして、ここにきて
「商標登録」「商標権」の観点からも、
「丸型のロゴマーク」が重要
であることを、あらためて印象付けるトピックが出てきました。
ロゴマークを安全に使うためには、ロゴマークの商標登録が必須なのは言うまでもありませんが、登録商標を正しく使用していないと、登録が取り消されることがあります。
(参考)【本当はコワイ商標の話】 せっかく商標登録したのに、取り消されることがある?(1)<ONION商標>
https://onion-tmip.net/update/?p=246
登録商標を、SNSのアイコンに、しっかりと表示させていれば、「登録商標の正しい使用」と成り得たところ、
アイコンに使った画像(データ)が、もともと丸型の登録商標のものではなかったことから、
「丸いアイコンの窓に、登録商標全体が、クリアーに表示されなかった」
ことから、「登録商標の正しい使用」とは判断されず、
「商標登録が取り消されてしまった」
という事案が起こったのです。
【本当はコワイ商標の話】SNS時代に超重要!アイコンへの商標利用の注意点とは?【ONION商標】
https://onion-tmip.net/update/?p=2351
このような事態にならないためにも、
*SNSのアイコンでの利用も想定した、ロゴマークの作成
が望ましいのはもちろんですが、
*商標登録したい商標が、丸型(・正方形)ではない?
という場合など、
登録商標とするロゴマークと、それをベースにした、SNSアイコン用の丸形ロゴマークが、どのようなデザイン関係にあれば、商標登録が取り消されず、適切なマーケティング/ブランディングが可能なのか
について、「商標専門の弁理士が、提携デザイナーと『ロゴ制作+商標登録』を一括で手掛ける、ONION商標の「ロゴトアール」であれば、適切なコンサルティングが可能です。
SNS時代のロゴマークと商標登録、迷ったらまずは「ロゴトアール」へお気軽にご相談ください!